千年の名文すらすら源氏物語 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
絵物語仕立てで読む、源氏物語ハイライト
源氏物語を、できれば原文で、意味をとりながらすらすら読めたら……。そんな願いを持っている人は数多いでしょう。でも、あまりに長いしむずかしい。そこで本書の登場です。ぜひ読んでいただきたいハイライト場面から、重要な、そして美しい名文をセレクトし、音読しながらおよその意味がとれるよう、総ルビ、部分訳付きとしました。わくわくする現代語訳をつけ、平安朝の風習や生活意識について、なるほどとわかる解説を添えました。省略した部分はあらすじで示し、たったの112ページで、「源氏物語を読み通した!」と実感していただけます。おまけに全編を、まさに女御・更衣が寵を競った宮中を彷彿させる美しい絵が彩り、絵物語仕立ての源氏物語となりました。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、長大な『源氏物語』のエッセンスを、誰でもすぐに味わえるよう、ストーリーの流れに沿って楽しく読み進めていける構成になっています。有名な場面を抜き出し、原文・現代語訳・解説で構成し、挿絵を添えました。光源氏の死後の物語については、「源氏亡き後の物語」に、あらすじを掲載しました。
源氏物語が面白いほどわかる本―日本が誇るラブロマンがマンガより楽しく読める (単行本)
出版社からの内容紹介
源氏物語を読む前に/光源氏の青春時代/光源氏の壮年時代/光源氏の栄華/光源氏の晩年/光源氏の亡き後の世界
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」は、世界に誇る大文学です。こうした大ロマンが千年の昔に、日本の女流作家によって生み出されたことはまさに奇跡と言えるでしょう。それを私はすべての人々とともに十分堪能したい。本書を開けば「源氏物語」のあまりの面白さに息つくひまもないはずです。この“愛と罪と運命の物語”、そして“絢爛たる王朝の年代記”を心行くまで楽しんでください。私は、この本を執筆している間、いままで経験したことのないような、何か不思議な感覚にとらわれました。
椿説弓張月 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代後期の作家、滝沢馬琴の出世作。大ベストセラーとなり、浄瑠璃や歌舞伎にもとりあげられてヒットした。物語は、伊豆大島に流されて死んだはずの源八郎為朝が、実は生きていて、やがて琉球に渡り、王家の内紛で大活躍するという波瀾万丈の活劇ドラマ。『御宿かわせみ』などで知られる時代小説作家、平岩弓枝の現代語訳が、いきいきとその面白さを伝える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
平岩 弓枝
1932年、東京都に生まれる。日本女子大学文学部国文科卒業。長谷川伸、戸川幸夫に師事して小説家をめざし、1959年、『鏨師(たがねし)』で直木賞受賞。その後、時代小説・現代小説・ジュニア小説、また、テレビドラマの脚本と幅広く活躍し、NHK放送文化賞(1979年)、日本文芸大賞(89年)、吉川英治文学賞(91年)などを受賞、97年には紫綬褒章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
くずし字速習帳―近世版本篇 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
変体仮名やくずし字を読み解く力を身につけるためのワークブック。見開き二ページを一課題とし、左ページに解読する版本の部分的な影印(写真版)を、右ページにその翻字を書き込む枡目がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中嶋 隆
1952年長野県小諸市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期退学。博士(文学)。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近世文学
兼築 信行
1956年島根県松江市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期退学。早稲田大学文学学術院教授。専門は和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
平家物語〈11〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
元暦2年2月、義経は精鋭を率い、暴風をついて屋島を奇襲し、平家を破った。壇の浦に遁れた平家勢と、これを追う源氏勢との最後の合戦が、同年3月24日関門海峡で繰広げられ、海上の激しい戦闘のはてに平家方は敗れ、二位尼に抱かれて安徳帝は入水し、知盛、教経ら武将も壮絶な自害をとげた。宗盛、建礼門院は捕えられて都へ連れ戻され、宗盛は頼朝に面謁ののち斬られ、捕虜となっていた重衡も奈良の大衆に引渡され処刑された。
著者紹介
1927年生れ。1959年法政大学大学院日本文学専攻(修士)卒業。法政大学教授(文学部)。論文「太平記論」(「文学」1959年8月)。「平家物語の変貌」(「文学」1968年10月)ほか。共著、シンポジウム日本の文学「平家物語」。
現代語訳 平家物語 下 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家滅亡の壮大な軍記物語を『咲庵』などの傑作で知られる戦前の芥川賞作家、中山義秀の名訳でまとめた現代語訳版。下巻では、屋島を離れた平維盛の入水、屋島合戦での那須与一の活躍、壇浦合戦での清盛の妻と幼帝安徳天皇の入水などが語られる。そして、維盛の嫡男の六代御前が斬られるに至って、平家の子孫は永久に絶える…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中山 義秀
1900‐69年。小説家。福島県生まれ。早大時代に横光利一らと知り合い、卒業後に三重県津中学の教員となってから「早稲田文学」に参加。教職を追われ妻と死別後の一三年に『厚物咲』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
江戸文学地名辞典 (単行本(ソフトカバー))
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内容(「BOOK」データベースより)
江戸とその周辺の地名、町名、道路、河川、橋、寺社など2000を解説し、江戸の文芸、歌謡、歌舞伎などからの例文をつけ江戸時代の市街を再現。
古今和歌集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
紀貫之ら四人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは延喜五(九○五)年のことであった.『万葉集』以後長いあいだ,公の席では漢詩文が隆盛を極めていただけに,選者たちの喜びは大きかったに違いない.約十年の歳月をかけ,古今の和歌を精選して成った.作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み後世に絶大な影響を与えた.
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単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
紀貫之ら4人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは905(延喜5)年のことであった。『万葉集』以後、公けの席での漢詩文隆盛の中で、はじめて「やまとうた」を選ぶ貫之たちの喜びは大きかったに違いない。10年の歳月をかけ古今の和歌を精選して成った。作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み、後世に絶大な影響を与えた。
今昔物語集 本朝部〈中〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
本冊に収めるのは巻19から巻26まで,物語性豊かで世俗臭の濃厚な説話群となる.天狗異類譚,因果応報譚などの仏教関連説話から,栄華を極めた藤原一門,怪力無双の僧俗男女,芸道術道の名人上手のエピソード,台頭してきた平安武士の棟梁源平二氏の武勇,地方の民間伝承など,多様な題材の珍譚奇聞が読者を魅了する.
内容(「BOOK」データベースより)
本冊は巻十九「本朝付仏法」から(巻十八・巻二十一は欠巻)。天狗異類譚・因果応報譚から、栄華を極めた藤原一門、怪力無双の僧俗男女、芸道術道の名人上手、台頭する武士の棟梁源平二氏の武勇など、多彩な題材の珍談異聞の数々。
とりかえばや物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
時の権大納言には2人の妻と2人の美しい子供があった。優柔で羞恥心が強く女性的な若君と、活発な遊びと学問を愛す男性的な姫君。その傾向は年とともに顕著になり行末を案じた父は、姫君と若君をとりかえて育てることを決意する。やがて若君(姫)は右大臣家の婿となる。そして妻は妊娠…。人間が胎内に宿している儚なさ、頼りなさを奇抜な発想で描いた王朝末期の文学が雰囲気のある現代語訳で甦る。